近年、地球温暖化問題のため物流活動にともなうCo2の排出も注目されるようになっています。
当社も物流活動を主業務としている以上、Co2排出量を算定し、自らの環境負荷を把握し、
効果的なCo2排出削減対策を行わなければならないと考えます。
世界的な取り組みである、Co2の削減は、毎日車両を運行している当社にとっても最重要テーマとなっています。
弊社では、全ての車両の燃料使用量を管理しています。
一般的に、自動車の年間Co2排出量は、燃料使用量1リットルあたり○グラムという計算になります。ガソリン車では2,310グラム/年、ディーゼル車では2,620グラム/年ですので、それぞれの使用量を掛ければ年間CO2排出量が計算できます。
定例確認による消費量の削減に取り組んでいます。
私たちは排出量の削減に取り組みます
メーカーサイドが中心になり、クリーンディーゼル車やハイブリッド車などの開発を進めて、運転をする私たちが「省燃費運転」を心がけることによって、CO2排出量を低減させることができます。
私たちは吸収量を増やす活動に取り組みます
スギやマツなどの針葉樹では1haあたり年間約12トン、広葉樹では1haあたり年間約4トンのCo2を吸収するというデータがあります。森林だけではなく、水田などでもCO2を吸収しており、さらに窒素酸化物(NOx)を吸収する働きも認められています。つまり、緑を増やすことが環境対策にもつながるわけです。
現在、当社のグループ会社では、50haの山林を所有しております。50haですと、年間で最大約600トンのCo2を吸収している計算になりますが、これでは排出量には到底およびません。しかし、森林を整備することによりこの吸収量を増やしてゆくことができます。そして、新たに手付かずの森林を見つけ、その森林を整備する働きかけを行なってまいります。
現在弊社では、休耕田を利用したもち米栽培を積極的に推進しております。農薬使用を極力押さえることにより低アレルゲンのもち米が収穫でき、皆様に大変喜ばれております。その上、Co2やNOxの吸収にも役立ちますので、休耕田を利用したもち米栽培を今まで以上に推進してまいります。